ハイハット、スネア、バスドラム初めての基本リズムパターンを【家からスタート】

【家でやるドラムの練習】となるとパッドを使ってのスティックだけによるストロークの練習ですが、ドラムを実際に触ったことはなく映像でしか見たことがない段階で、なおかつ、練習パッドとスティックもないとなれば、手でテーブルか何かをてきとうに叩くくらいでしょう。



が、あえてここでドラムセットの動きの方ををやってみることです。マーチング、クラシックを学ぶのでもなく、ポップス系なら必ずセットドラムでということになり、ジャズを学ぶのでなければ、まず取り組むのはスティックの正確なコントロール云々より先にシンプルなリズムパターンとそのテンポキープ。また、それまでしっかりできれば、バンドに入っての演奏も可能、ダブルストロークもオープンハイハットもまったくフィルインさえなくても、リズム次第では一曲をやることも出来るからです。

やはり楽しくなるために😀一つの成果が得られるのは、最初のモチベーションに影響するものなので、その辺へスムーズに進めるかが、ドラムビギナーが継続出来るためのキモとなります。

ということで、とりあえずイスに座り右手をハイハット、左手をスネア、足踏みをバスドラムとして身体を動かしてみましょう。

  
左足は使わず3点だけとなります。手のひらの打点は指の付け根から第一関節ぐらいで、膝のやや上ぐらいを軽く叩く。右足はかかとをつけたまま(ヒールダウン)でつま先を上下させる感じでよい。 そして左手を高くして交差させると、よりドラムセットに近づきます。

まず自分の楽にやりやすいおよそBPM100
以下ぐらいで、テンポを設定します。
チッチッチッチッとハイハットをイメージしながらいち、にっ、さん、しいと右手を4回上下させてそれが出来たら、一拍を2つに分け二回づつを4拍で1小節に(いちにっさんしいの1セット分)8回叩きます。(い、ち、に、い、さ、ん、し、い、の音の感じになる)そして、繰り返していきます。
このリズム取り方が俗にエイトビートと呼ばれ多くの曲で使われています。
次に左手をタッと、スネアをイメージし2拍目と4拍目に右手と同時になるように合わせて入れて行きます。

このハイハットで8分音符を刻むパターンはほとんどの曲の大部分のパートで同じで、あとはバスドラムのパターンが少し違っているものが大半なので、それをいくつかやるとよいです。
 
では今の両手にさらにバスドラムの右足を加えていきましょう。ドン、ドンと1拍、3拍に軽く踏み入れてみます。右足と左手が交互に等間隔で、入っている感じになります。はじめは1拍だけでもよいです。ゆっくりから、とにかく力まないことです。足を入れたとき、つんのめらないことが大切。

さらに3拍目をバスドラム2つに増やしてみます。ドッタッ、ドドタッという感じてす。テンポを落とし気味にしてからやって下さい。ここでの注意は、足を2つ続けるとき体が前につんのめりがちになって、ぶれてしまわないことです。コツは身体を固くしないこと。

今度は、さらにいち、に、、さん、し、とバスドラムの右足を1 2 3 4毎拍入れます。2、4目は3点ともしっかり揃うように、姿勢良く身体のバランスが求められます。ここまでやれるようになれば、早く実際にドラムを叩いてみたいものですね。何もやってない状態から練習スタジオではじめてやるのとでは、かなり上達度合いが違って手間取ることなくすぐ出来るようになります。

 ドラムやりたいんだけど、時間や空間的に環境が整ってなくて諦めてる人

 ぜひ、一緒に研究して乗り越えていきましょう✊
    叩かぬは、
       一生の損!
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