【青空/ブルーハーツ】ロックンロール生誕の国の欺瞞を撃つこの一曲 名曲解説

 「ブラウン管の向こう側カッコつけた騎兵隊がインディアンを打ち倒した 」

マスメディアの影響力

この歌詞の曲が発表されたのは、1980年代から1990年代初期にかけてテレビが情報発信の中心だった時代。インターネットがまだ普及していなかったのであり、情報のコントロールはスポンサーに依存するマスメディアによるものでした。

ネット等も存在せずテレビのブラウン管で世界を支配していましたので、出だしで鮮やかに描かれるシーンは現実にはブラウン管で映されることはありませんでした。 

当時は一般の人々が自分の意見や情報を発信する手段がほぼなくて、テレビで流れる情報は一部の支配者層によってコントロールされていたからです。

だから彼らに致命的ダメージを与える可能性がある批判的な情報を目にすることはありえなかったのです。それにまた第一に白人が先住民族を打ち倒しまくっていた時代というのは、そもそもTVは発明されてもいないのだし。  


 歴史の中のプロパガンダ

だからこそ歌詞冒頭の場面は、実に日本のロック史上フィクションに富んだ画期的なものだといえると思います。 こんな場面が描かれた映画とかが存在したのかどうか、わかりません。けれどこういうふうに描かれることはありえなかったはずです。
  
新大陸発見の際の誤解から「インディアン」と、侵略者から勝手に呼ばれた人たちは、白人の頭の皮をはぐ野蛮な悪なる連中といった嘘等によって悪者扱いされ、この悪と戦うといった正当性をすりこむプロパガンダによって多民族国家としてのアメリカの建国神話の土台を作り上げていたからです 。

このように、メディアは支配者の意図に沿った情報を流し、多くの人々の認識を操作する最大のツールだったのです。

こうして建国以来、アメリカ帝国侵略の歴史は続き、結果的に世界の警察として君臨することにもなりましたが、その国が主張する「正義」は、いつか自作自演による戦争の創造を目指すものだということが露呈しだします。


現代との対比

この曲が発表されてから30年以上が経ちました。インターネットの普及により、情報発信の手段は劇的に変わりました。今では誰でも自由に情報を発信できるようになり、マスメディアの独占的な影響力は弱まりました。

そのグローバルスタンダードを押売りし続けた見かけ上のナショナリズムがもつ合衆国の自己矛盾も限界を迎えました。

相対的に事実上帝国主義に徹して長い歴史を得てきた東洋の大国が、共産圏最後の砦となり息を吹き返したことにより、世界覇権を失いゆくのは隠せないようです。
 
 この曲が発表されてからもう30年か
 当時の若者はすでに完全にオッサンですね   
   
ネットのなかった頃の時代はすでに現代でなく、近代とよべるぐらい開きがあるのではないのかというかんじで何という時代の移り変わりの速さでしょうか 。
 
そしてアメリカでは実際には歴代米大統領の中でも最も真の平和主義者ともいえる、かつインディアンを打ち倒すことを誰よりよしとした元来のナショナリストたちの流れを組む人物でもあるT氏は敗北し(させられ)ました。  

結論

この曲は、テレビが情報を支配していた時代の問題点を鋭く指摘しています。当時の若者たちは現在と社会の中で異なる立場に立ち情報のあり方も変わってきました。しかし、テレビのスポンサーからネットの広告主へ移ったとういうだけで依然としてメディアの規制、偏向や情報操作の問題は残り続けています。この曲を通じて、過去から現在の情報の在り方を考えるきっかけにしてみてください。 

 (人種、性的多様性)差別のない世界 =国境を越えた価値観というイメージ操作の下で実質的な米国を動かすグローバリズムといった新たな無神論による一極支配へと向かわせられている今があるのです。 大東亜戦争後の占領以来、僕達日本人は行き先を思いえがくことも出来ずこのままバスに乗っけられてゆくのだけなのでしょうか。 


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