バスドラムビーター変更最適化の目安

よりバスドラの音を良くしたい、プレイしやすくしたいと思われている方はペダルを新しく買いたいと思われるでしょうが、その前にいったんビーターの変更を検討してみるのもコスト面を考慮していいのではないでしょうか。何を基準に変更していくべきかわからない場合の大まかなセオリーをまとめました。

 
 《基本的考え方》

ヘッドの材質のほとんどはフェルトといえます。練習スタジオ常設のものはほぼ100パーセントがフェルト。それ以外はかなり高価になります。
より大きな音を出すためには、ヘッドは大きく重く、打面は広く、スピードやレスポンス向上に関しては軽量化、またシャフトの自然なしなり等、全体の音量に対してアタックの比率に関しても材質等による様々な特性があります。実際は各ドラマーのスタイルやバスドラム本体、ヘッド、チューニング、ペダル設定等との組み合わせでも違うので、自身でプレイし聴いてみてということになりますが、ごく一般的目安として目的に合うようなものを検討のさいに参考にされて下さい。

ジャンル ビーター
ヘッド
材質、形状
代表的な製品
ヘビーメタル(高速系ツーバス) チタン、
ウッド
Kitako KBT
DANMER205
フュージョン、ファンク、コンテンポラリー 樹脂、フェルト(ハード) tamaCB900PS

Pearl B-300F

YAMAHA BT610A
ロック、ポップス全般 フェルト(普通〜ハード大型)
ジャズ、カントリー、アコースティック編成等 フェルト(普通〜ソフト)

上ほどスピードとアタックの音圧が求められる傾向にある
また残響のカットに関してはバスドラム本体側でのミュートによる調整が必要


youtube動画レビュー 

tama製改良型フェルトビーター


 実演による効果 取り付け方法

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